カーボンブラック協会がまとめた4月のカーボンブラック品種別実績によると、出荷量5万3051トン、前年同月比4・7%減と、13ヵ月連続で前年同月実績を下回った。 自動車の生産及びタイヤの生産が低下したことにより、カーボンブラック需要が減少したものと推測される。
4月の出荷内容は、タイヤ向けが3万8880トン、同4・3%減、一般向けは9632トン、同6・1%減。非ゴム向けは3307トン、前年同月並みとなった。なお、3月の輸入量は1万4919トン、同3・1%減となった。
以上の結果、1―4月の出荷量は全体では19万9632トン、前年同期比8・4%減となった。内訳は、ゴム用が18万7969トン、同8・5%減、非ゴム用・その他は1万1663トン、同5・7%減。一方、生産量は全体で19万1089トン、同13・5%減となった。
なお、ゴム用出荷のうちタイヤ向けは14万5117トン、同8・1%減、一般ゴム向けは3万8038トン、同10・5%減。
2013年06月13日