ムーンスター 秋冬シューズ新発売

2013年06月14日

ゴムタイムス社

 ムーンスターは13日、歩きやすさを追求したウォーキングシューズ「ムーンスター ワールドマーチ」バネシリーズより新作4型を、8月下旬より全国の靴専門店・量販店で順次販売すると発表した。
 同シリーズの「バネ」システムは、ソールの前足屈曲部に内蔵されたプレート状の「板バネ」が跳び箱のロイター板のように働き、プレートのはね返るエネルギーで蹴りだしをサポートする。さらに踵部に設置された高反発衝撃吸収素材「ハイパークッション」が着地の衝撃を反発力に変える。
 同社の調査で、時速5㎞のトレッドミル(ランニングマシーン)歩行時の筋放電量を比較すると、バネシステム搭載シューズ着用時は筋放電量の減少(=疲れにくい)がみられた。この「板バネ」と「ハイパークッション」の相乗効果による反発弾性は約1・6倍となって蹴りだしをサポートし、効率よく足運びできるため、歩幅が約3㎝伸び、ふくらはぎの筋肉活動量が14%減少し、脚の疲れを軽減する。
 新作では、ウォーキングシューズに関する同社独自のアンケート調査で要望の高かった「疲れにくさ」「軽さ」に着目し、疲労を軽減するバネ機能を搭載しながら軽量化を図り、日常の街歩きやトラベルシーンにより親しんでもらえるよう開発を進めた。さらに靴内部には土踏まずのフィット感を追求した立体形状のカップインソールを採用することで、疲労時の土踏まずの落ち込みをサポートし疲労を感じにくい設計に仕上げている。
 さらに、ムーンスター創業140周年アンバサダーであり、ミセスに高い人気を誇るモデル富岡佳子さんとコラボレーションしたウィメンズタイプ「WL2545」も登場。素材は天然皮革。高級感溢れるソフトレザーが足馴染みよく、ステッチや切り返しのライン使いで足元をスタイリッシュに演出。快適さとオシャレを兼ね備えたシューズが完成した。
 また、年齢別に歩幅を調査したところ、30代では67cm、50代では64cm、60代では61cmと年齢を重ねるごとに、歩き方が変化し歩幅が徐々に狭まっていくことが分かった。同システムを活用し、歩幅を約3㎝広げるウォーキングスタイルはマイナス10歳の歩きを甦らせる「新感覚エイジングケア」として期待できる。
 長年にわたり歩きのメカニズムを徹底的に分析してきた同シリーズでは、いくつになっても若々しい歩きを足元からサポートするとしている。

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー