全日本履物団体協議会(猪山渡会長)は13日、東京・上野精養軒で第36回通常総会を開催した。
総会では1号議案平成24年度事業報告と収支決算および剰余金処分案承認の件、2号議案平成25年度事業計画案、収支予算案承認の件、3号議案その他討議事項を審議し、すべてを承認された。平成25年度事業計画案では、日本で国際履物会議を10月7日~8日にかけて開催。場所は東京都台東区にある浅草ビューホテル。参加国は中国をはじめ、韓国、台湾、ベトナム、タイ、インド、フィリピン、マレーシア、インドネシアでオブザーバーとしてアメリカ、ドイツが参加する計画となっている。日本で国際会議を開催するのは平成5年以来で20年ぶりの開催になるという。
総会終了後、懇親会を開催。猪山会長は「25年度の大きな事業で、国際会議が日本で20年ぶりに10月に浅草で開催されます。ちょうど20年前は国産と輸入が逆転した年でもあり、現在はこの業界もグローバル化が加速している状況下、今までは中国、東南アジアは中心とした生産地になっていましたが、最近では成長が著しい中国、東南アジアは消費地として認識され、生産と消費の両面を持っています。グローバル展開が進むなかで各国から参加する国際会議ですので、ぜひ有意義な会議にしていきたい。」とあいさつし、懇親会ではお互いに親睦を深める良い機会となった。
2013年06月17日