マレーシアナビによると、合成ゴム手袋の最大手、ハルタレガ・ホールディングスは、19億リンギを投資しセランゴール州セパンに次世代型の統合手袋生産コンプレックス(NGC)を設立する。同社の年間生産数は現在の130億枚から420億枚となる。
第1期は2013年から17年にかけて行われる。年間生産量が165億枚となる42の最新技術を導入した生産ラインが作られる。第2期は2018年から21年にかけて行われ、年間生産量120億枚の30の生産ラインが作られる。
ハルタレガは工場の設立により、合成ゴム手袋産業においてトップを維持できると見込んでいる。生産能力を増強するのみならず、生産性や効率性の向上、自動化に切り替えることでコストの削減にもつながると見込んでいる。
同社は12日、クンプラン・タンジョン・バライ社と45・32ヘクタールの土地買収に関する契約を締結した。買収額は9690万リンギに上ると見られる。
2013年06月20日