葛飾ゴム工業会　第28回通常総会を開催

　葛飾ゴム工業会（藤井直行会長）は14日、東京・葛飾区のかつしかシンフォニーヒルズで第28回通常総会を開催した。司会進行は事業部会副部会長の菅谷俊紀氏（亀戸ゴム工業㈱社長）のもと、武者英之副会長（三協物産㈱社長）が開会あいさつ、藤井会長が議長に選任され、総会が開始された。
　総会は第１号議案の平成24年度事業報告、第２号議案の収支報告、監査報告、平成３号議案の25年度事業計画、第４号議案の25年度収支予算など審議し、原案通り承認可決した。
　冒頭で藤井会長（小里機材㈱社長）は「世の中で景気が明るくなってきておりますが、なかなか我々の実体経済に反映していない状況で、ここで我々が頑張らないと本当の夏がこない、実りの秋がこないと思っております」と語り、半導体に使用されるスマートフォン分野をはじめ、自動車業界などゴム業界にかかわる現況の解説が行われた。
　報告事項では、同会は来年の２０１４年度の総会で創立30周年を迎え、創立30周年記念式典を開催する計画があり、その準備委員会として創立30周年歩み委員会を設立し進めていくと報告した。
　続いて開催した懇親会は来賓に衆議院議員の平沢勝栄氏、葛飾区長の青木克徳氏らがが招かれ、祝辞を述べた。次いで親睦部会会長のあいさつには中川雄介副会長（㈱伸光ライフサポート社長）が行った。
　会員は来賓とお互いに情報交換を行うなど親睦を深める懇親会となった。