ブリヂストンは28日、同社グループの知的財産活動への取り組みについてまとめた「2013知的財産報告書」を発行したと発表した。
同報告書では、2012年に成果のあった知的財産活動の事例や同社グループが今後取り組むべき知的財産活動の課題などを紹介している。具体的な事例としては、乗用車用タイヤの新ブランド「NEXTRY」と、路面状態をリアルタイムで感知・判定する「CAIS(カイズ)」コンセプトに基づく路面状態判定技術を取り上げている。
なお、同社は2004年1月に経済産業省が公表した「知的財産情報開示指針」に沿って2004年から知的財産報告書を発行しており、今回で10回目の発行となる。
同社グループでは、知的財産を企業経営を支える重要な経営資源として位置づけており、企業価値の最大化に貢献する知的財産活動を推進している。同報告書を通じて、顧客に同社グループの知的財産活動に対する理解を更に深めてほしいとしている。
同報告書は、紙資源節減のため紙媒体での発行は行わず、WEBサイトでPDF版を公開している。URLはhttp://www.bridgestone.co.jp/corporate/library/ip_report/index.html
2013年07月02日