【ゴム用機械特集】 モリヤマ タイヤ用シート押出機SPMを拡販

2013年07月02日

ゴムタイムス社

タイヤ用シート押出機SPMを拡販 開発強化で製品ラインアップ充実目指す

モリヤマ

 日本スピンドル製造グループの㈱モリヤマ(兵庫県尼崎市、歳内繁人社長)はニーダー・押出機のマーケット・リーダーであり、「モリヤマ」ブランドとして確立、ユーザーから高い評価を得ている。また最近では、同社は国内市場の拡充を強化しつつ、グローバル市場も拡大している。
 同社が主力販売する機械はタイヤ用シート押出機「新型SPM(シート・プレフォーミングマシン)」や「ワンダー二ーダー」。
 新型SPMは従来式オープンバンク型SPMのフィーダー部の省電力特性を活かしつつ、クローズドバンク型の利点を融合した結果、24時間連続運転するロール駆動モーターの大幅な省電力化を実現し、品種替え時の品質を確保できるなどの特長がある。またSPMシリーズはラインアップが充実しており、混合容量620リットル/バッチのミキサーに対応する機種まで揃えている。今後は自動車の増産やタイヤメーカーのグローバル展開も視野にいれ、さらに販売を強化していく。
 一方、ワンダー二ーダーは発熱の大きい高硬度ゴムの混練に対し、除熱性能など温度コントロール性能に優れており、冷却能力が向上している。同機械に関しては今後も商品開発を強化していき、高付加価値を追求していく。

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