ピレリは8日、2013年のフォルクスワーゲングループ・アワードを受賞したと発表した。同賞は、フォルクスワーゲンからベストサプライヤーに与えられる賞で、特にグローバル・パートナーシップ、プロダクト品質、競争力、プロジェクト管理、柔軟性に秀でた企業へ授与される。
同社は、フォルクスワーゲングループをサポートする強力で信頼できるパートナーとして、「Global Champion(グローバル・チャンピオン)」の称号を与えられた。
同社は、フォルクスワーゲンの最もプレステージャスなモデルに装着するタイヤとして、200以上の承認を受けている。ピレリタイヤをOE装着する車は、プレステージセクターでは、ポルシェ(カレラ、ボクスター、カイエン、パナメーラ)、ランボルギーニ(アヴェンダドール、ガヤルド)、ベントレー(コンチネンタルGT、フライングスパー)等で、プレミアムセクターでは、アウディ(TT、RS6)、フォルクスワーゲン(トゥアレグ、フェートン、ゴルフ)等がある。
同グループは、同社の“技術的ノウハウと将来の課題に対応可能な能力を強調するセルフシール技術の開発に見られる、革新力、強力なコミットメント、競争力”を評価している。
両グループ間のパートナーシップは、欧州市場およびラテンアメリカ、メキシコ、中国などの鍵となる市場などで国際的に展開されており、ロシアやアメリカ合衆国でのジョイントビジネス開発も行っている。
授賞式はドイツのドレスデンで行われ、フォルクスワーゲンAGのマーティン・ヴィンターコーン会長とフォルクスワーゲンAGのフランシスコ・ハビエル・ガルシア・サンツ購買担当役員により授与された。
この賞は両社間の長年にわたるパートナーシップの成果であり、この間同社は、年間600万本のウルトラ・ハイ・パフォーマンス(UHP)タイヤを同グループに供給し、補修市場におけるリファレンスにもなる各モデル専用のビスポークソリューションを提供してきた。
同社は、現在、同グループから200以上の承認を受けている。サイズは、15から21インチに渡る。さらに250の承認タイヤが現在開発中で、その大半が数年以内に製品化される予定。
2013年07月17日