ブリヂストン　「ＢＬＩＺＺＡＫ 　ＶＲＸ」を発売

　ブリヂストンは18日、乗用車用スタッドレスタイヤ「ＢＬＩＺＺＡＫ　ＶＲＸ」を９月１日より全国一斉発売すると発表した。
　当日は千葉県・舞浜のディズニーアンバサダーホテル「ファンタジア」で発表会を開催。
　冒頭のあいさつで、同社常務執行役員兼ブリヂストンタイヤジャパン㈱代表取締役社長の清水実氏は「今回の新製品はＢＬＩＺＺＡＫ史上最高性能を実現したという意味でＶＲＸ（ＶＥＲＴＥＸ：頂点）と名付け、ブリザック25年の歴史の集大成となるスタッドレスタイヤである」と意気込みを述べた。続いてブリヂストンタイヤジャパン常務執行役員消費財タイヤ事業統括本部長の大森繁氏が新商品のマーケティングを説明し、ブリヂストンのタイヤ開発第２本部長川原隆宏氏が技術的な特徴を解説した。
　同商品はすべりの原因となる氷上の水膜を取り除くため、水路の表面を親水性素材でコーティングした新開発の「アクティブ発泡ゴム」を搭載。その結果、タイヤが氷路面にしっかり密着し、氷上でのグリップ力を大幅に向上させた。また新非対称パタン、新非対称サイド形状を搭載する等従来の「ＢＬＩＺＺＡＫ　ＲＥＶＯＧＺ」と比較すると、氷上ブレーキ性能、ウェットブレーキ性能が10％向上し、また転がり抵抗比較でも10％低減しため低燃費性能も向上した。価格はオープン。サイズは１０８サイズ（Ｑレンジ）。ブリザックは１９８８年に発売した同社のスタッドレスタイヤの主力商品であり、今年３月に世界累計出荷本数が２億本を超えた。
　ちなみに、東京ディズニーランドのイクスピアリに７月19日から９月１日まで、期間限定の「ＴＡＩＹＡ　ＣＡＦＥ」をオープンし、独自メニューを提供する。