独ランクセス ブリタサプライヤー賞を受賞

2013年07月23日

ゴムタイムス社

 ランクセスは18日、BRITA GmbH(ブリタ社)より6月中旬に「原料」部門においてサプライヤー賞を受賞したと発表した。
 同賞は「部品」「包装」を含む3部門で構成される賞で、今年が第1回開催となる。ブリタ社は、飲料水の最適化分野におけるリーディングカンパニー。
 授賞式は6月12日、ドイツ・ヘッセン州ヴィースバーデン近郊のタウヌスシュタインで開催された「ブリタ・サプライヤー・デイ」において行われた。同社の液体高純化テクノロジーズ(LPT)ビジネスユニットのEMEA(ドイツを除く欧州、中東、アフリカ)地域の営業責任者であるコリン・マンディン氏は、「受賞は大変光栄。この受賞により、率直な信頼関係で、パートナーと共同作業を進める同社の企業理念が評価されたことになる。今後も、このたぐいまれな顧客・サプライヤー関係を維持できると確信している」と述べた。
 イオン交換樹脂「レバチット(Lewatit)」のグローバルサプライヤーである同社が選出された決定的要因の1つは、ブリタ社による年間のサプライヤー評価において同社が高得点を獲得したことが挙げられる。同社は、平均の76・4%を大幅に上回る、88・1%の高い評価を獲得した。この評価には、サプライヤーとしての同社の高品質製品および卓越したサービスも反映している。ブリタ社のサプライヤー評価には約40名が参加し、総合評価は、「購買および供給」「品質」「製品開発」の3領域で構成されている。
 タウヌスシュタインに本拠地を構えるブリタ社は、飲料水の最適化において、多岐にわたる革新的なソリューションを開発、製造、販売している。中でも、ポット型浄水器用カートリッジなどに、ランクセスの実績あるイオン交換樹脂「レバチット」ブランドを使用。このポット型浄水器は、多くの家庭で美味しい紅茶やコーヒーに必要な軟水をつくるために使用されている。
 また、「レバチット」は、同社の職場においても水質を浄化する役割を果たしている。同樹脂は、近日移転予定のケルンの新本社社屋「ランクセスタワー」の浄水器でも使用される。多段式水ろ過システムは、ケルン地域の硬度の高い水を軟水にし、飲料向けの最高品質の水に浄化する。4段階のろ過システムの1つに、イオン交換樹脂「レバチットCNP P」が使用され、それにより水の硬度を軽減し、重金属を除去する。

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