12年カー黒出荷量 前年比8・4%減
カーボンブラック業界の動きを顧みると、2012年はタイヤ向けの期後半からの補修用タイヤ生産の大幅な落ち込みに加え、中国向け輸出出荷の減少など総需要は減少傾向にあった一方、輸入は中国はじめタイ、韓国からの流入が増え、依然高い水準が続いている。
カーボンブラック協会が発表した2012年年間の出荷量は全体では62万5632トン、前年同期比8・4%減となった。 内訳は、ゴム用が58万8885トン、同8・4%減、非ゴム用・その他は3万6747トン、同8・3%減。一方、生産量は全体で63万4575トン、同6・6%減となった。
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