信越化学工業 営業利益12・9%増

2013年07月27日

ゴムタイムス社

 信越化学工業の2014年第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比1・6%増の2709億800万円、営業利益が同12・9%増の455億3000万円、経常利益が同19・5%増の490億2200万円の増収増益となった。四半期純利益は同20・3%増の320億3500万円。
 セグメント別では、塩ビ・化成品事業の塩化ビニルが、中南米をはじめとした世界中の顧客への拡販により高水準の出荷を継続し、業績を大きく伸長した結果、売上高は同19・8%増の1024億2000万円となり、営業利益は同71・3%増の169億1200万円となった。
 シリコーン事業では、海外で機能製品の出荷が堅調に推移するなどの要因で、売上高は同7・5%増の346億8500万円、営業利益は、同6・0%減の70億1300万円。
 機能性化学品事業では、セルロース誘導体は国内事業が堅調に推移したものの、欧州市場の低迷などによって、売上高は同11・1%増の238億5000万円となり、営業利益は同22・0%減の30億6500万円。
 半導体シリコンは、パソコンや薄型テレビなど民生機器向けが低迷。売上高は同8・3%減の498億6100万円となり、営業利益は同2・0%増の67億3300万円となった。
 電子・機能材料事業の売上高は、同22・0%減の406億5700万円となり、営業利益は同2・2%増の106億5600万円。

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