横浜ゴムは29日、ロシアの国民的キャラクターであり、日本でも人気の「チェブラーシカ」を起用して乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD(アイスガード)」をPRすると発表した。
8月以降、店頭やカタログ、ホームページなどに順次登場し、ユーザーに同品を紹介する。
チェブラーシカは、ロシアの児童文学作家であるエドゥアルド・N・ウスペンスキー氏の絵本シリーズから生まれ、ロシアでは40年以上にわたって絶大な人気を誇る。日本でも2009年にテレビアニメ化、2010年には映画が全国公開され、現在も様々なイベント開催やグッズ販売が行われるなど子どもから大人まで幅広い層に人気がある。同社は優れた性能を実現した「アイスガード」のPRキャラクターとして、2010年から起用している。
同品は氷上性能をはじめとした、冬道の走行に求められる様々な性能を高めたスタッドレスタイヤシリーズで、昨年発売を開始した「iceGUARD 5(アイスガード ファイブ)」は新開発のコンパウンドと非対称トレッドパターンの相乗効果により、「YOKOHAMAの最高傑作」に相応しい「氷に効く」性能を実現。また、「永く効く」「燃費に効く」性能や様々に変化する冬の路面状況に対応する「温度対応」技術も「iceGUARD TRIPLE PLUS(アイスガード トリプルプラス)」などの従来品から継承している。愛称は「アイスガード ファイブ」、製品名は「アイスガードiG50」。
チェブラーシカの故郷であるロシアは、同社にとって世界で有数の大市場となっている。ロシア市場においてさらなる事業拡大を図るべく2011年末に操業を開始したロシア工場は、今夏には年産140万本のフル生産を開始する。併せて販売網の拡充も続けており、商品供給力と販売力の両面を継続的に強化している。
2013年07月30日