住友ゴム　「くるみん」マーク継続取得

　住友ゴム工業は７月31日、２００９年、２０１１年に従業員の子育て支援を積極的に推進した企業として「くるみん」の認証を受けたことに続き、第四期（２０１１年４月～２０１３年３月）も実施計画を達成したことから、マークの継続使用が認められたと発表した。
　「くるみん」は、次世代育成支援対策推進法に基づき、企業が子育て支援に関する行動計画を策定・届出し、その取り組みが一定の基準を満たしていると認定された場合に厚生労働省から付与されるもの。
　同社は、経済産業省の「なでしこ銘柄」にも選定されており、出産・育児にかかわる諸制度の整備や啓発活動を行うとともに、育児休業期間の延長や短時間勤務等の育児に配慮した勤務形態の導入などを実施している。女性の育児休業取得率は今期も高い水準を達成した。今後も女性の育児休業取得を促進するとともに、男性が育児休業をとりやすい環境作りにも取り組んでいく。
　また、すべての従業員を対象にして、時間外労働の削減や有給休暇取得の推進等についても労使で協力して取り組んでいる。今後も引き続き、子育て支援やその他仕事と家庭の両立を支援する「ワークライフバランス」を積極的に推進していく。
　第四期（２０１１年４月～２０１３年３月）の取組み。
（１）育児に関する社内制度の周知
育児休業の説明会を都度実施するとともに、男性の育児休業制度を社内報で周知した結果、期間中の育児休業の取得者は、男性２名、女性30名となりました。
（２）妊娠・出産・育児に関する制度の整備
出産時の公休取得方法及び、妊娠・出産・育児における生活支援積立休暇の使用要件を拡大しました。
第五期（２０１３年４月～２０１５年３月）の行動計画
（１）育児休業の取得を促進するとともに、育児支援施策を充実させます。
（２）職場における育児に関する意識を高め、育児を行う従業員に対する理解と協力が得られる風土作りをします。
（３）すべての従業員に対して、所定外労働時間の削減や年次有給休暇の取得を促進します。