氷上性能を向上で安全面を訴求
業務用車両向けスタッドレスタイヤの新製品が出揃った。ブリヂストンは、経済性を求めるニーズに対応したバン・小型トラック用スタッドレスタイヤ、横浜ゴムはバン・小型トラック用氷上重視型スタッドレスタイヤ、住友ゴム工業は耐摩耗性能を大幅に向上させたトラック・バス用スタッドレスタイヤをそれぞれ発表。8月から9月にかけて順次市場投入される。
ブリヂストン
ブリヂストンは7月29日、商用車を中心に使用されているバン・小型トラック用スタッドレスタイヤとして、「BLIZZAK VL1」を9月1日より全国一斉発売すると発表した。
経済性を求めるニーズに応えるため、摩耗ライフ性能を従来品(BLIZZAK REVO969)対比20%向上させている。また、安全性能として重要な氷上グリップ性能も向上させた。22サイズを発売し、価格はオープン価格。
横浜ゴム
横浜ゴムは7月25日、バン・小型トラック用氷上重視型スタッドレスタイヤ「iceGUARD iG30V(アイスガードアイジーサンジュウヴィ)」を8月1日から発売すると発表した。発売サイズは145R12 6PRと165R13 6PRの2サイズ。価格はオープン価格。
バン・小型トラック用スタッドレスタイヤとして初めて乗用車用スタッドレスタイヤブランド「iceGUARD」の名を冠した商品。
住友ゴム工業
住友ゴム工業は7月31日、ダンロップ独自のトラック・バス用タイヤ技術「DECTES(デクテス):DUNLOP Energy Control Technologies」を採用し、耐摩耗性能を25%向上させるとともに高い氷雪上性能を兼ね備えたトラック・バス用スタッドレスタイヤ「SP081」を9月から順次発売することを発表した。
発売サイズは7サイズで、価格はオープン価格。