〈夏季賞与・一時金の妥結状況について〉
日本ゴム工業会における本年夏季賞与・一時金交渉の情報参加会員55社のうち、集計可能な43社の妥結額の総平均(加重平均)は69万7349円となり、同一企業における昨年夏季の妥結実績(66万9739円)と比べ2万7610円(4・1%)増となっている。 業種別にみてみると、自動車タイヤ(4社)が75万2309円、昨年夏季比1万9346円(2・6 %) 増、工業用品(24社)が65万6911円、同4万6083円(7・5%)増、はきもの(6社)が47万7294円、同1万8490円(4・0%)増、その他(9社)が61万1703円、同1万7167円(2・8%)増となり、業種間で増加し、特に工業用品は大幅な増加となった。 43社における妥結額の分布をみると、昨年同様「50万円~」台がもっとも多い9社となり、特徴的なのは35万円未満が前年8社に比べ5社、75万円以上代が同1社に比べ3社と増加していることである。 昨年夏季比の伸び率の分布をみると、昨年は「ゼロ%以上5%未満」が20社で47%を占めたのに対し、本年も「ゼロ%以上5%未満」、「マイナス5%以上マイナス10%未満」が中心となっており、合計25社のうちこの二つのゾーンで58%を占めた。
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