西川ゴム工業の第1四半期連結決算は、売上高189億1800万円、前年同期比11・4%増、営業利益20億1200万円、同58・0%増、経常利益21億3800万円、同55・1%増の増収増益となった。純利益は14億300万円で、同64・4%増。
自動車部品業界では、国内はエコカー補助金の反動により減少傾向にあるものの、海外では北米やアジア等の地域で需要が増加したことから、全体としては堅調に推移した。
セグメントごとの業績については、自動車用部品はエコカー補助金の反動があったものの、輸出の改善により生産が持ち直し傾向にあり、また、北米を中心とした海外での需要が増加。
この結果、売上高は177億9700万円、同11・6%増。利益についても、売上高の増加やコスト低減などにより、営業利益は18億6100万円、同62・0%増となった。
建住および土木関連製品などの一般産業資材は堅調に推移し、売上高は11億2100万円、同8・2%増となり、コスト低減活動を継続したことにより、営業利益は1億5000万円、同21・0増となった。
通期業績予想については、経済状況を踏まえて前回発表から上方修正。売上高763億円、前期比7・9%増、営業利益74億円、同8・7%増、経常利益77億円、同7・7%増、純利益49億円、同9・3%としている。
2013年08月08日