昭和電工は、3・4日の2日間、科学技術館(東京・北の丸)で開催された小・中学生向けの化学実験イベント「夢・化学―21 夏休み子ども化学実験ショー」に出展したと発表した。
実験では「磁石の不思議をさぐろう」と題して、ネオジム磁石とフェライト磁石でクリップを吸い付けてその数で磁石の強さの違いを体験する「ネオジム磁石の強さを体験しよう」、コイルと電池と磁石を使ってモーターを作成し磁界の中で電流が流れると力が生じることを理解する「クリップモーターをつくろう」、鉄粉やクリップを入れたスライムをつくり、磁石を近づけて動かした「磁石で遊ぼう」の3つの実験を行った。
参加した子供たちは、クリップモーターが回ると大喜び、鉄粉の入ったスライムに磁石を使づけてはその動きの面白さに夢中になっているようだった。
同社は作成したクリップモーターやスライムを持ち帰ってもらい、各家庭でも楽しんでもらえたのではないか、また、夏休みの宿題にも役に立ててもらえればとしている。
同社グループでは今後とも次世代を担う子供たちへの化学教育に積極的に貢献していく考え。
2013年08月08日