ブリヂストンと早稲田大学が連携して設置した研究プロジェクト「W―BRIDGE」の運営組織は、8日、2013年7月から2014年6月までの研究委託先候補として12案件を決定したと発表した。
「W―BRIDGE」は、4月15日から5月20日までの期間、同社が定めた研究領域に基づいて大学と一般の研究者が連携して取り組む環境に関する研究課題を募集した。委託費用総額は2200万円。応募された案件の中から同プロジェクトの審査委員会および運営委員会が厳正なる選考を行い、研究委託先候補12案件を採択した。今回は「天然ゴム生産及びゴム農園周辺環境のサステナビリティ」を研究領域の中の重点テーマとして設定し、該当案件2件を採択した。
同プロジェクトで得られた成果については、同社の事業活動のみならず多くのユーザーが活用できるように情報を公開する予定。
なお、2012年7月から2013年6月までを活動期間とした研究は終了し、今後同プロジェクトが開催するシンポジウムなどで活動報告を行う。詳細については決まり次第、Webサイトに掲載する。
2013年08月09日