住友ゴム工業は8月13日、国内7拠点で緑のカーテンを完成させたと発表した。
同社は、夏の省エネルギー活動として、主に建物内での空調の使用を抑えること、また従業員が快適に作業できる環境作りを目的として、緑のカーテンを育成している。
緑のカーテンは、真夏の太陽光の遮断と断熱、および植物の葉面からの蒸散による気化熱で、建物の温度上昇を抑える効果があるとされる。
今年度はゴーヤの他、7種類のつる植物を育成し、7拠点(神戸本社、白河工場、製造研修センター白河研修所、名古屋工場、泉大津工場、加古川工場、宮崎工場)合計で総延長約274m、総面積約760㎡のカーテンを完成させた。
また、各拠点ではそれぞれ趣向を凝らした取り組みを行っており、宮崎工場では「美味しいカーテン」を今年のテーマとして、食べられる植物限定の育成コンテストを実施した。
同社グループは、これからもグローバル企業としての社会的使命を果たすために、広く地域・社会に貢献し、期待され信頼され愛される企業として新しい価値を創出し、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。
〈実施拠点と取り組み内容〉
▽神戸本社=横幅10m、縦2m、アサガオ
▽白河工場=横幅105m、縦2~4m、アサガオ
▽製造研修センター白河研修所=横幅20m、縦2m、アサガオ
▽名古屋工場=横幅15m、縦2~4m、フウセンカズラ、ゴーヤ、アサガオ
▽泉大津工場=横幅6m、縦3m、ゴーヤ、アサガオ
▽加古川工場=横幅2m、縦3m、ゴーヤ
▽宮崎工場=横幅116m、縦3m、ゴーヤ、四角豆、ツルムラサキ、オカワカメ、坊ちゃんカボチャ
2013年08月19日