ブリヂストンは19日、タイに設立されたブリヂストン アジア パシフィック テクニカルセンター カンパニー リミテッド(APTC)が、アジア・大洋州地域(除く日本、中国)で初のテクニカルセンターとして7月末より始動したと発表した。
APTCは、シンガポールにあるアジア・大洋州地域の統括会社であるブリヂストン アジア パシフィック ピーティーイー リミテッド(BSAP)によって設立された。13日にはバンコクの新オフィスで開所式を行い、同社取締役専務執行役員でCTO・技術管掌兼CSR推進・品質経営管掌の森本芳之氏、同社執行役員兼BSAPプレジデントの佐藤慎一氏、APTCマネージング・ダイレクターの藤原正二郎氏が出席した。
同社グループはAPTCを設立することで、スピードと多様性をもって拡大し続けるアジア市場において顧客のニーズにあった高品質なタイヤを迅速に提供することが可能になるものと捉えている。APTCは、タイヤ開発、タイヤ生産技術、品質経営、原材料調達といった機能を持つことで、アジア・大洋州地域での事業活動を充実させていく予定。
〈APTC概要〉
▽会社名=Bridgestone Asia Pacific Technical Center Co., Ltd. (ブリヂストン アジア パシフィック テクニカルセンター カンパニー リミテッド)
▽所在地=タイ王国 バンコク市チャトチャック区
▽設立=2013年3月
▽資本金=約30億円
▽総投資額=約41億円
▽代表者名=藤原正二郎氏
▽出資比率=BSAP 100%
▽従業員数=約40人(2013年8月現在)
▽活動内容=タイヤ開発、生産技術、品質経営、原材料調達
2013年08月20日