2015年度までの中計をスタートさせ、24ヵ国102拠点までグロバール展開を加速する東海ゴム工業。
真のグローバル企業への成長を目指して行く中で、足元の需要動向、業績予想、新規事業の方針など西村義明社長に聞いた。
足元の需要動向は。
西村社長 中期経営計画「2015年TRI GROUP VISION」に向けて、12年から13年は海外でのM&A等により開発・生産・販売網を拡充する「仕込みの年」と捉えており、第1四半期はグループ全体で今年2月に子会社化したイタリアの自動車用ホースメーカー、ダイテック社の業績を反映し、売上高は増収だったが、収益面では、アメリカ市場は堅調に推移しているものの、欧州経済の影響を受けたことにより減益となった。
また国内ベースでは昨年の同期と比較すると、生産が落ち込んでいる。結果的には増収減益となったが、ほぼ想定している範囲で推移している。
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