ブリヂストンは21日、10月6日から13日までオーストラリアで開催される「World Solar Challenge 2013(以下WSC2013)」に冠スポンサーとして協賛すると発表した。同社は、ソーラーエネルギーを動力源とする車両の環境技術開発促進という大会の趣旨に賛同し、今回の協賛を決定した。同社が冠スポンサーになったことにより、同大会の正式名称は「Bridgestone World Solar Challenge 2013」となる。
WSC 2013は、1987年に始まり、今回で12回目をむかえる国際的なソーラーカーレース。今年は26ヵ国45チームが出場し、オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3千kmを走行し、順位を競う。前回までは1クラスのみのレースだったが、今回から「Challenger Class」、「Cruiser Class」、「Adventure Class」の3クラスに拡大して開催される。同社は「Challenger Class」に参戦する工学院大学ソーラーカープロジェクトチームを、低燃費タイヤ「ECOPIA ologic」と太陽電池用フィルム「EVA SKY」にて協賛している。日本からは工学院大学をはじめ、全7チームが出場予定。
〈WSC 2013概要〉
▽正式名称=「Bridgestone World Solar Challenge 2013」
▽開催期間=2013年10月6日から13日
▽開催場所=オーストラリア(スタート:ダーウィン、ゴール:アデレード)
▽クラス区分
(1)「Challenger Class」 タイヤ4輪/ドライバー1名の条件の下、エネルギー効率を最大限に引き出すために空力学を重視したデザインの車両で目的地までの順位を競うレース。
(2)「Cruiser Class」 タイヤ4輪/ドライバー1名+乗員1名の条件の下、実用性を競うレース。
(3)「Adventure Class」 タイヤ3輪/ドライバー1名の条件の下、過去の大会に参戦した車両で参加できるレース。
同社は今後も、環境対応商品であるECOPIAブランドの浸透や、社会貢献活動及びモータスポーツ活動などを通じて、持続可能な社会の実現に向けた環境技術開発とその貢献を行っていく考えだ。
2013年08月22日