横浜ゴムは8月26日、2013年8月28日から31日までロシアのモスクワで開催される「第9回国際オートモービルエキシビジョン―インターオート2013(The 9th International exhibition of automotive industry InterAuto)」に出展すると発表した。
ハイパフォーマンスの「ADVAN(アドバン)」、環境志向の「BluEarth(ブルーアース)」、ウインターの「iceGUARD(アイスガード)」の主力3ブランドを中心に、トラック・バス用タイヤやアルミホイールなども展示し、総合タイヤメーカーとしての認知度向上を図るとしている。
「ADVAN」ゾーンではレーシングタイヤ「ADVAN A005(アドバン・エイ・ゼロゼロゴ)」をはじめ、多くのプレミアムカーに新車装着されているグローバル・フラッグシップタイヤ「ADVAN Sport V105(アドバン・スポーツ・ブイ・イチマルゴ)」、新世代SUVタイヤ「ADVAN S.T.(アドバン・エスティー)」などを紹介する予定。さらに、ロシアのモータースポーツにおけるYOKOHAMAの高い知名度を活かし、サポートしている参戦マシンやチューニングカーを展示する。
「BluEarth」ゾーンではロシアで今年発売した乗用車用低燃費タイヤ「BluEarth AE―01(ブルーアース・エーイー・ゼロワン)」、「BluEarth」テクノロジーを投入したSUV用タイヤ「GEOLANDAR SUV(ジオランダー・エスユーブイ)」などロシアの「BluEarth」ファミリー全商品を展示する。
「iceGUARD」ゾーンでは主力商品であるスタッドタイヤ「iceGUARD STUD iG35(アイスガード スタッド アイジーサンジュウゴ)」や乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD STUDLESS iG50(アイスガード スタッドレス アイジーゴジュウ)」を紹介。環境保全に貢献する低燃費性能や冬路面での安全性を高める氷雪上性能などを訴求する。
トラック・バス用タイヤは環境特化型ブランド「ZEN(ゼン)」シリーズを紹介する。
ロシアは同社にとって世界有数の大市場であり、外資系タイヤメーカーの中でシェア上位を誇っている。2011年末に日本のタイヤメーカーとして初めて操業した乗用車用タイヤ工場は、今夏には年産140万本のフル生産を開始する。
2013年08月27日