豊田合成　メキシコにホース会社新設

　豊田合成は27日、メキシコに自動車用ゴムホースを生産する新会社を設立したと発表した。
　新会社はメキシコのタマウリパス州マタモロス市に設立され、北米地域におけるゴムホースの競争力と供給体制を強化していく。名称はＴｏｙｏｄａ　Ｇｏｓｅｉ　Ｒｕｂｂｅｒ　Ｍｅｘｉｃｏ，　Ｓ．Ａ．　ｄｅ　Ｃ．Ｖ．（ＴＧＲＭＸ）で、メキシコにおける３番目の生産会社としてフューエルホースやウォータホースなどの生産を２０１５年２月より開始し、北米地域のトヨタ自動車などに供給する。
　生産開始予定は２０１５年２月、投資額は約７億円。
　同社は今後もグローバルで最適な生産・供給体制を構築し、世界の顧客に選ばれるグローバルサプライヤーを目指していくとしている。

　〈ＴＧＲＭＸの概要〉
▽会社名＝Ｔｏｙｏｄａ　Ｇｏｓｅｉ　Ｒｕｂｂｅｒ　Ｍｅｘｉｃｏ，　Ｓ．Ａ．　ｄｅ　Ｃ．Ｖ．（略称：ＴＧＲＭＸ）▽設立時期＝２０１３年７月▽生産開始時期＝２０１５年２月（予定）▽所在地＝メキシコ　タマウリパス州　マタモロス市▽資本金＝１５０万米ドル（約１億５０００万円）▽投資額＝約７００万米ドル（約７億円）〔ＴＧ　Ｋｅｎｔｕｃｋｙ，　ＬＬＣによる〕▽出資比率＝１００％（Ｔｏｙｏｄａ　Ｇｏｓｅｉ　Ｎｏｒｔｈ　Ａｍｅｒｉｃａ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ　１００％）▽事業内容＝自動車用ゴムホース（フューエルホースなど）の生産▽面積＝土地約２万９０００㎡、建屋約１万２０００㎡▽代表者（社長）＝後藤篤氏〔現：ＴＧ　Ｋｅｎｔｕｃｋｙ，　ＬＬＣ社長（兼務）〕▽従業員数＝約１４０名（２０１５年度）▽売上高＝約３２０万米ドル（約３億２０００万円）（２０１５年度見込み）