13年6月のプラスチック原材料生産実績 生産量3%増加

2013年08月29日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業連盟がまとめた6月のプラスチック原材料生産実績は前年同月比2・9%増の80万6888トンとなった。
 主な原材料でみると、熱硬化性樹脂の合計は7万9986トンで同3・0%減、その中でアルキド樹脂が同8・6%減の5602トンと減少率が高かった。
 熱可塑性樹脂の合計は71万7328トンで同4・2%増となった。その中で、ポリエチレン低密度は同14・0%増、塩化ビニル樹脂は同39・4%増、PET樹脂容器用は同83・3%増と大幅な増加となった。一方、ポリエチレン高密度は同21・0%減、メタクリル樹脂は同13・2%減、ポリアセタールは同14・3%減、PBT樹脂は同19・3%減と大幅な減少を示した。
 この結果、1―6月累計のプラスチック原材料生産実績は前年同期比0・8%減の518万3946トン。主な原材料では、特に高密度ポリエチレンが同10・9%増、AS樹脂が同13・2%増、塩化ビニル樹脂が同13・6%増となった。

2013年6月のプラスチック原材料生産実績

2013年6月のプラスチック原材料生産実績

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