メキシコで日系や欧米系の自動車メーカーが相次いで増産に踏み切るなど、シェア獲得競争が激化している。日系メーカーは価格競争力を高めるため現地生産を強化し、現地での部品調達を積極的に進める方針を掲げており、こうした動きに合わせ、自動車用ゴム部品メーカーのメキシコ進出が相次いでいる。
豊田合成は8月、メキシコに自動車用ゴムホースを生産する新会社を設立。
フューエルホースやウォータホースなどの生産を2015年2月より開始し、北米地域のトヨタ自動車などに供給する。
横浜ゴムは8月、米国子会社YHアメリカが、メキシコで自動車用エアコンホースの生産を開始する。日系カーメーカーに対し2014年夏から納入する。
2013年08月31日