ダウ・ケミカル日本は3日、米ダウ・ケミカルがパフォーマンス・プラスチックを増産する製造拠点をテキサス州とルイジアナ州に決めたと発表した。豊富なシェールガスを活用した統合生産体制の構築に向けたメキシコ湾岸地域への集中投資戦略の一環。増産するのは、メタロセン系エチレンプロピレンゴム(EPDM)「ノーデル」、高流動ポリマー「アフィニティー」、エンハンストポリエチレン樹脂「エリート」。「ノーデル」はルイジアナ州プラケミンで、「アフィニティー」と「エリート」はテキサス州フリーポートで増産する。プラケミンでは、低密度ポリエチレン系ハイパフォーマンスポリマーも増産する。