住友ゴム 二輪タイヤ点検結果報告

2013年09月12日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は11日、二輪車用タイヤの安全点検の結果を集計したと発表した。
 集計は同社グループの二輪車用タイヤ販売会社である㈱ダンロップモーターサイクルコーポレーションが行い、安全点検は、8月18日に「ダンロップタイヤ安全プロジェクト」の一環として全国5カ所で実施され、タイヤの整備不良は57台(点検台数556台)と、約10台に1台の割合で確認された。
 この点検活動は毎年、8月19日の「バイクの日」前後に実施しており、2年目となる本年は点検会場を1カ所増やした。タイヤ点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの残溝、タイヤ表面の損傷、摩耗度合いなど調べる外観点検や、希望者への空気圧点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について説明したチェックカードを配布するなど、ライダーにタイヤの日常点検の重要性を訴求した。
 全国5カ所で556台の車両を点検した結果、タイヤにかかわる整備不良率は全点検台数のうち57台(約10・3%)で、その内訳は(重複含む)タイヤのヒビ割れが43台(7・7%)と最も多く、以下残溝不足が21台(3・8%)、偏摩耗が20台(3・6%)、損傷が4台(0・7%)という結果。ダンロップでは今回の点検結果を踏まえ、今後もライダーに安全で正しい使用方法や管理方法などを知らせていく方針。

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