13年7月のプラスチック原材料生産実績 生産量0・7%減少

2013年09月25日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業連盟がまとめた7月のプラスチック原材料生産実績は前年同月比0・7%減の88万7795トンとなった。
 主な原材料でみると、熱硬化性樹脂の合計は8万6194トンで同3・0%増、その中でエポキシ樹脂が同9・2%減の1万2351トンと減少率が高かった。
 熱可塑性樹脂の合計は78万313トンで同1・1%減となった。その中で、AS樹脂は同40・5%増、ポリビニルアルコールは同43・1%増、PET樹脂容器用は同35・4%増と大幅な増加となった。一方、ポリエチレン高密度は同38・7%減、エチレン酢ビコポリマーは同29・6%減、ポリスチレン発泡用は同13・7%減、ポリアセタールは同17・8%減と大幅な減少を示した。
 この結果、1―7月累計のプラスチック原材料生産実績は前年同期比0・8%減の607万1741トン。主な原材料では、特にAS樹脂が同17・4%増、ポリビニルアルコールが同13・4%増、塩化ビニル樹脂が同12・0%増となった。

2013年7月のプラスチック原材料生産実績

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