墨東ゴム工業会(杉本浩志会長)は20日、東京・墨田区東向島・墨田区生涯学習センターB棟3階視聴覚室で三木会を開催した。 今回は向島労働基準監督署・次長の古賀雅之氏をを迎え、「ゴム製品製造業における安全対策等について」をテーマに講演を行った。当日は約24名が参加。
同会は霜田知久副会長の司会進行により開催した。古賀氏は東京労働局管内における労働災害発生状況をはじめ、平成25年業種別・事故の型別発生状況、ゴム製品製造業の労働災害発生状況の推移(平成19年から24年)から見た特徴など表を用いてわかりやすく解説をした。またゴム製品製造業における実際におきた労働災害の事例をあげ、事故を未然に防ぐための指導も行った。当日は中小規模事業場の安全衛生管理の進め方、リスクアセスメント入門マニュアルなども配布され、安全衛生の取り組み方の解説もあった。
講演終了後、閉会の挨拶に杉本会長が「本日はためになるお話を聞かせていただき、ゴムを扱う企業でも実際は事故が多いと気づかされました。我々も事故のない安全な会社を作り上げていかないと再認識しました」とと述べ、締めくくった。