ブリヂストンと公益社団法人日本アイスホッケー連盟は18日、東京都内で記者会見を行い、11月7~10日に横浜市の新横浜スケートセンターで開催される、女子アイスホッケー5ヵ国対抗戦「スマイルジャパン ブリヂストン ブリザックチャレンジ」に同社が冠スポンサーとして協賛すると発表した。
「スマイルジャパン」は、女子アイスホッケー日本代表の愛称。ソチオリンピック出場を決めた最終予選を戦う中で、チームが持ち続けた「笑顔」というコンセプトから命名した。
ロゴマークは、日の丸にパックをあしらったデザインを、選手たちが選び決定した。
5ヵ国対抗戦はオリンピックを含め、今後のさまざまな世界大会に向けた重要な強化試合と位置付けている。
出場するのは、日本のほか、いずれも日本よりランキングが上位のチェコ・スイス・ドイツ・スロバキア。
大会は優勝を争うものではなく、日本代表は4試合、海外参加代表は3試合を行う。日本戦全試合をNHKBS1とBS朝日が放送する。
会見で奥住恒二・同連盟会長は「女子チームのオリンピック出場が決まった時点で、世界各国のチームを招待して強化を図る、という夢を持っていた。ブリヂストンの絶大なる支援により、この夢が実現した」と述べ、同社への感謝を表した。
一方、同社の武濤雄一郎・常務執行役員は「アイスホッケーは、攻守にわたりストップ&ゴーの激しいスポーツ。この競技イメージと、スタッドレスタイヤに求められる氷上性能が通じることから、メインブランドである『ブリザック』のイメージ向上につながると考え協賛することにした」と背景を説明した。
続いて飯塚祐司・女子代表監督が大会への意気込みなどを語った後、19日から10月1日までアメリカで行う合宿に参加するメンバー24名を紹介した。
2013年09月19日