バンドー化学のグループ会社であるバンドー興産はメガソーラー発電所「BANDO eco moving 足利太陽光発電所」の開所式を開催した。
当日は足利市長の和泉聡氏、 バンドー化学代表取締役社長吉井満隆氏らが出席。
冒頭、同社代表取締役社長の中田寛明氏は「足利太陽光発電所は足利工場の敷地のうち、約2万5000㎡を活用しており、パネルは約7100を設置しております。年間発電量は約1万848MWhで、一般家庭約500世帯分の電力を賄います。またこの太陽光発電システムは化石燃料使わず、二酸化炭素を排出しないクリーンな電力です。今回の導入で約850トンのCO2削減効果を有します。バンドー化学グループでは、製品およびサービスのすべての面で、全員の創意・工夫と行動力を結集し、環境保全と汚染の予防に取り組むという環境方針を掲げ、弊社は環境方針の一貫として、この事業を位置づけてきました。この発電システムを無事に維持・管理しながら、クリーンなエネルギーをお届けしたい」とあいさつした。次いで来賓として、和泉足利市長が「約2万5000㎡の太陽光発電所は足利で最大の太陽光発電です。御社は足利に来て40周年になり、たくさんの地域貢献活動をしていただいております。ものづくりの足利にとって、産業の活性化はなくてはならいないものと思っております」と祝辞を述べ、モニター点灯、記念撮影が行われた。 開所式のあと、立食パーティを開催。バンドー化学吉井社長が「バンドー化学グループのなかで、足利工場は関東唯一の生産拠点であり、精密製品の中核工場として位置づけています。2年前の大震災で、この工場において、電力の必要性を痛切に感じ、太陽光発電が設置されたことは感慨深いものです」とあいさつし、開所式は無事に終了した。
メガソーラー発電所の概要
▼発電所名:BANDO eco moving 足利太陽光発電所
▼設置場所:足利工場(栃木県足利市)
▼設置面積:約2万5000㎡
▼発電能力:約1750kW(足利市では最大規模)
▼年間発電量(予測):約1万848MWh