日本触媒は、2012年9月29日の同社姫路製造所事故について関係者に深謝するとともに、この爆発・火災事故の教訓を風化させることなく、二度と同様の悲惨な事故を起こさない決意を明らかにするため、『安全の誓い』を定め、9月29日を同社の『安全の誓いの日』とすると発表した。
26日午後2時より、姫路製造所にて安全祈念式を執り行い、建立した『安全の誓』の碑の前で、同社池田社長が『安全の誓い』を宣言した。誓いの内容は、社是「安全が生産に優先する」のもと、事故の教訓を心に刻み、一丸となって保安力を向上していくことを誓うもの。
この式で池田社長は、「事故調査委員会から事故原因の究明とその背景にある取組むべき課題ならびに、再発防止対策について提言があり、かつ関係当局の指導のもと、再発防止対策の実施と水平展開を続けている。今後、対策が確実に実施されているかを外部の有識者の方々に検証してもらう。同社が社会からより信頼される安全な製造会社として再生させていく」と述べている。
2013年10月01日