カネカは10日、同社鹿島工場西地区においてメガソーラーの運転を開始したと発表した。
今回稼動したメガソーラーは、同社鹿島工場西地区(茨城県神栖市)に位置し、出力規模は太陽電池モジュール容量12・7MW、パワコンディショナー容量10MW、太陽電池パネルはカネカ製薄膜シリコン太陽電池。年間予想発電量は約1万1千MWhで、これは一般家庭の約3千世帯分となる(3千600kWh/世帯として試算)。運転開始日は10月1日。
薄膜シリコン太陽電池を使用したメガソーラーとしては国内最大級。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、全量を売電する。
団体、学校等グループでの見学の希望については、10名以上の団体を対象に、11月15日より受付を開始する。来春からは環境教育などを目的とした見学施設を開設する計画だ。
同社は、今後とも再生可能エネルギーの普及に貢献していくとしている。
2013年10月15日