東海カーボン 中国関連企業を子会社化

2013年10月15日

ゴムタイムス社

 東海カーボンは11日、ファインカーボン事業の持分法適用会社(中国・大連市)を連結子会社化し、社名を変更したと発表した。また、中国上海市の連結子会社を清算し、その機能を大連市の連結子会社へ統合した。
 持分法適用会社の大連東海結金藤碳素有限公司は、同社のファインカーボン事業の合弁会社として平成18年に設立され、中国におけるファインカーボン製品の加工・販売を担ってきた。同社は今回9月24日付で出資持分の11%を追加取得し、同社を連結子会社化した。また、社名を東海耀碳素(大連)有限公司に変更。
 連結子会社の拓凱碳素貿易(上海)有限公司は、平成20年に中国におけるファインカーボン製品の販売会社として設立された。今後、平成26年3月を目途に同社の清算を行い、中国におけるファインカーボン事業の機能を東海耀碳素(大連)有限公司に集約し、中国全土への展開を視野にファインカーボン製品の製造・販売力の強化を図っていく方針。
 東海耀碳素(大連)有限公司は遼寧省大連市中山区中山路88号天安国際大厦1804室に所在。資本金は1100万人民元。出資比率は東海カーボンが51%。事業内容はファインカーボン製品の製造・販売。拓凱碳素貿易(上海)有限公司は上海市静安区南京西路1468号中欣大厦3110室に所在。資本金は500万人民元。出資比率は東海カーボンが100%。事業内容はファインカーボン製品の販売。また、今回の件による同社の平成25年12月期連結業績に与える影響は軽微であるとしている。

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