ブリヂストンは15日、子会社であるブリヂストン タイヤ マニュファクチャリング ベトナム リミテッド ライアビリティ カンパニー(BTMV)が、現在ベトナムに建設を進めている乗用車用ラジアルタイヤ(PSR)の新工場の生産能力増強を決定したと発表した。
総投資額は約416億円で、生産能力を2017年下期までに日産約2万4000本増強し、増産後の生産能力を日産約4万9000本とする予定。
同工場は、欧米や日本への汎用タイヤを中心としたPSRの輸出基地として、現在ベトナムに建設しているもので、2014年3月の操業開始を予定している。
2016年上期には日産約2万5000本の生産能力に達すると見込んでいるが、グローバル市場における需要増加に対応するため生産能力をさらに強化するとしている。
〈BTMV概要〉
▽会社名:Bridgestone Tire Manufacturing Vietnam Limited Liability Company
(ブリヂストン タイヤ マニュファクチャリング ベトナム リミテッド ライアビリティ カンパニー)
▽所在地:ベトナム ハイフォン市 ディンブー工業団地
▽代表者:矢崎進
▽事業内容:乗用車用ラジアルタイヤの製造販売
▽資本金:3億780万USドル(約237億円)
▽従業員数:約1900人(2016年上期予定)※2017年下期時点では約3800人(予定)
▽出資比率:株式会社ブリヂストン100%
〈工場概要〉
▽生産品目:乗用車用ラジアルタイヤ
▽敷地面積:約102万㎡
▽操業開始:2014年3月予定
▽生産能力:約2万5000本/日(2016年上期予定)
〈増強の概要〉
▽増強分生産開始:2016年上期予定
▽増強完了:2017年下期予定
▽増強能力:約2万4000本/日(2017年下期予定)