椿本チエインは11日、モノづくり日本会議/日刊工業新聞社主催の2013年“超”モノづくり部品大賞において、同社の「つばきケーブルベヤ TKZP形」が「機械部品賞」を受賞したと発表した。
同賞は、モノづくりの競争力の源泉で、縁の下の力持ちである部品・部材にスポットを当てた顕彰制度。機械、電気・電子、自動車、環境関連、健康・医療機器、生活関連の6分野が設定されている。今回は120件の応募があった。
同商品は、シート状態から折り曲げてジップ部を閉じるだけで、ケーブル・ホースがセットできる業界初のケーブル・ホース支持案内装置(同社商品名=ケーブルベヤ)。新構造により、ケーブル・ホースの挿入、メンテナンスが極めて容易になった。
従来のケーブルベヤ同様、一方向のみに曲がる機構により、安定した動作を行うことに加え、ショートピッチとリンクレス構造により低騒音と低発塵も実現。ケーブル・ホースの保護とクリーンな環境維持に貢献する。
また、コストパフォーマンスにも優れており、従来、ケーブルベヤを含めた支持案内部材を使用していない箇所でのケーブル・ホース保護や美観向上、ケーブルベヤ以外の保護部材(スパイラルチューブ・コルゲートチューブなど)に対する機能向上を目的とした置き換えに最適。
2013年10月16日