太平洋工業は15日、同社の「超軽量・発泡成形エンジンカバー」が、 モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催する「2013年“超”モノづくり部品大賞」において、「環境関連部品賞」を受賞したと発表した。
“超”モノづくり部品大賞は、産業や社会の発展に貢献することを目的として、縁の下の力持ち的存在である製品・部材に焦点をあてた顕彰制度で、2003年に創設された。
同社の同賞受賞は、2010年の「光輝フィルムドアハンドル」、2012年の「2槽式オイルパン」に続いて3回目となる。
今回受賞した「超軽量・発泡成形エンジンカバー」は、樹脂の内部に発泡層を形成することで、少ない樹脂量でも板厚を確保し、従来品と同等の剛性を保ちながら、30%の軽量化を実現した製品。材料開発や金型の深化に取り組み、世界で初めて高耐熱ナイロン材での化学発泡成形技術を確立し、発泡成形によるエンジンカバーの製品化に成功した。
尚、2013年“超”モノづくり部品大賞贈賞式は、11月20日(水)にヒルトンホテル(東京新宿)で執り行われる。
2013年“超”モノづくり部品大賞のホームページはこちら
http://www.cho-monodzukuri.jp/award/