帝人 「テイジン未来動物図鑑」新CM放映

2013年10月18日

ゴムタイムス社

 帝人は16日、企業広告「テイジン未来動物図鑑」シリーズの新しいテレビCMとして、『力を一つに』編を制作し、21日より放映を開始すると発表した。
 同CMは、同社グループの製品、技術、サービスをモチーフにした架空の未来動物を通して事業内容を紹介するシリーズ広告。同シリーズのテレビCMは2008年9月より放映を開始しており、この新作で8作目となる。
 今回制作した『力を一つに』編では、これまで同シリーズに登場した全ての未来動物が紹介された図鑑を通じ、同社グループが一体となり、人々の暮らしや社会を支える新しいソリューションを創造・提供していくという企業姿勢を、キャッチフレーズ「んなことあるかも?テイジン」とともにアピールしていく。
 同社グループは、中長期経営ビジョン「CHANGE for 2016」において、「One Teijin」としての総合力を発揮し、顧客が求めるソリューションの提供を通じて持続的成長を実現することを目標として掲げている。今回のテレビCMの内容は、企業PRであるだけでなく、「帝人グループの『力を一つに』しよう」という社員に向けたメッセージにもなっている。
 今回制作したテレビCMは『力を一つに』編の30秒CM、1タイプ。表紙に「テイジン未来動物図鑑」と書かれた図鑑を開き、ページをめくっていくと、リサイクルの取り組みやヘルスケア、自動車軽量化への貢献などを表現した未来動物が次々と現れる。さらにページをめくると、「?」と書かれたページになり、未知の未来動物が現れて、不可思議な形になって動き出し、最後には美しい球体になり、回り始めるというストーリー。
 これまでCM1編につき一体ずつ紹介してきた未来動物たちを、図鑑の形で一つにまとめることにより、それらが同社グループのさまざまな製品、技術、サービスによるソリューションをモチーフにしていることを伝えるとともに、同社グループが“One Teijin”として、一丸となって新たなソリューションを創り上げていくという、企業姿勢やグループとしての総合力を訴求する。
 ペーパークラフト風に仕上げた未来動物が図鑑のページから飛び出して、立体になって動き出すという、ユニークで夢の世界のような映像に仕上がっており、BtoB企業である同社グループに対し、好感や親しみを持ってもらうことを期待している。
 キャッチフレーズ「んなことあるかも?テイジン」は、「将来の社会や市場のニーズに応える製品、技術、サービスによりソリューションを提供する」という同社グループの企業姿勢を訴求するためのもの。今回のCMでは、その姿勢をナレーションとロゴで表現することで、「テイジンであれば、今は世の中にないものでも、将来、開発・実現できるかもしれない」という期待感の醸成を目指している。
 テレビでは21日より、提供番組である日本テレビ系「世界まる見え!テレビ特捜部」(毎週月曜日19:56~20:54)、および讀賣テレビ・日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」(毎週木曜日21:00~21:54)を中心に、同社の提供番組などで放映される。ウェブサイトでは同日より、パソコン・スマートフォンおよび携帯サイト「テイジン未来動物LABO」の中で動画を閲覧できる。

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