ピレリは14日、米プリンストン大学のフランス・イタリア学科において5年任期の「イタリア研究におけるピレリ客員教授職」を設立したと発表した。
このプロジェクトは、イタリア研究学のニュー・メディアとテクノロジーを通して、イタリアの歴史・文化の研究をサポートをするのが目的。
学生は、ピレリ財団のアーカイブから提供されるコンテンツや素材を利用したマルチメディア・プロジェクトの創造を通じて、研究対象期間の歴史を分析することができる。これらのコンテンツには、ドキュメンタリー、手稿、写真、フィルムや広告などが含まれており、学生達がイタリアの歴史を理解し表現するための材料が豊富に用意されている。
同社は、科学と人文研究を推進するグローバルな活動において14の大学と協力している。人文科学とマスメディアの分野におけるプリンストン大学との提携は、同社の海外におけるイタリア文化のサポートを可能にするだけではなく、その時代のトレンドとニュー・メディア界の革命をより多くの人の目に触れさせることが可能となり、それは、ビジネス上も非常に有意義なことになるとしている。
2013年10月18日