住友ゴム工業は24日、神戸市内で20日に開催された「第3回臨港線ふれあいまつり」にブースを出店したと発表した。
「臨港線ふれあいまつり」は、かつて蒸気機関車が走っていたという街の歴史を伝えていくために開催される、市民による手づくりの祭り。同社は地元との交流を図る目的で「臨港線を愛する会」の会員になっており、一昨年、昨年に続き、同会が主催する「臨港線ふれあいまつり」に参加した。
今回の出し物は「スライムつくりの体験」。スライムの材料を準備して、社員や関係者など合計12名がボランティアとして参加し、子供たちにスライムつくりを教え、モノができていく不思議さ、つくる楽しさを感じてもらった。当日は小雨が降るあいにくの天候で、来訪者数は昨年より少なかったにもかかわらず、スライム作りは好評で、用意した300人分の材料は閉会前になくなり終了となった。
臨港線は旧JR貨物線。JR灘駅から阪神春日野道駅付近までの約1kmにおよぶ跡地を神戸市が2007年から整備した。自転車・歩行者専用道路として生まれ変ったこの場所は、同社の寄贈した100本の桜の並木道とロングパイル人工芝「ハイブリッドターフPG」を敷いた小公園の桜回廊となり、神戸市民の癒しと憩いの場になっている。
同社グループは、これからも企業の社会的使命を果たすために、広く地域・社会に貢献し、期待され信頼され愛される企業として新しい価値を創出し、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。
2013年10月24日