東和コーポレーションは25日、作業用手袋に関するネットアンケートの結果を発表した。
このアンケートは、毎日人々の手を守り続けている「働く手袋」にもっと関心を持ってもらうことを目的として制定した、10月29日「てぶくろの日」の活動の一環として、同社が2010年より行っているもの。
アンケート結果として「あなたが現在使い続けている、または気に入っている作業用手袋はありますか。また、その手袋に満足していますか。」という質問には、約半数が、使い続けている、または気に入っている作業用手袋があり、その手袋に満足していると回答した(49・7%)。昨年の30%を大幅に上回っており、今年は汎用性の高い「軍手」を除外し集計したためと思われる。半数以上の人が使い心地を確かめ、自分に合った手袋を使用していることがわかる。
また、「作業用手袋が似合いそうな有名人を挙げてください」という質問では、男性は、昨年に続き、CMなどでの作業着姿が印象的な「吉幾三さん28人)」が1位を獲得。また、2位に、昨年ランク外だった菅原文太さんが登場。軽トラックのCMで手袋をはめた姿の印象が強かった。また女性部門も、昨年に続きタレント活動の傍ら農業も営んでいることで有名な「高木美保さん(24人)」が3年連続1位に選ばれた。
「作業中にスマートフォンやタブレットを操作するために作業用手袋をはずすことを面倒に思った事がある」という質問には、約半数(45・3%)が、「作業中、スマートフォンやタブレットを操作するために作業用手袋をはずすことを面倒に思った事がある」と回答した。手袋をはめたままだとタッチパネルが反応しないなどの理由が考えられる。こうした不便さを解消するため、同社ではタッチパネルに対応した作業用手袋も販売している。
また、事前調査の「使用または購入したのはどのタイプの手袋でしたか。」という質問には、41%が「背抜き」タイプと回答。今年1年間で「園芸・日曜大工」に使用された手袋の中で「軍手」を除き、もっとも多く使用されている手袋は「背抜き」タイプだった。「背抜き」タイプは、内側が布製で手のひら部分のみゴムで覆われた手袋で、ゴムに覆われていない甲の部分があることで、汗をかいても蒸れにくい構造になっており、長時間の使用にも比較的快適に使用できるところに人気が出ている。
今回のアンケートの調査対象は日本在住の15歳~79歳の男女、調査実施日は2013年10月11日~10月16日。調査方法はインターネットアンケート(調査会社に委託して実施)で、有効回答数は本調査300名(事前調査10002名)。回答者の性別は女性が152名、男性が148名、世代別では10代が6・0%、20代が13・0%、30代が17・7%、40代が16・6%、50代が15・7%、60代が18・0%、70代が13・0%となっている。