東洋ゴムは25日、化工品事業子会社である東洋ゴム化工品は、11月7~8日の2日間、東京ビッグサイトで開催される「ハイウェイテクノフェア2013」に「トーヨーガードコーン」を出展すると発表した。
昨今の高速道路は、主に郊外において高速道路網の早期整備・構築を目的に、一般的な国道のようにガードレール等で分離せず、簡易な中央帯を設けるだけの対面通行が採用されている。対面走行区間では安全確保のため、昼夜を問わず中央線の高い視認性が求められる。
同社のブースでは、道路での車両を安全に誘導するために、道路のゼブラゾーンや中央線に設置される視線誘導標・車線分離標「トーヨーガードコーン」シリーズを訴求する。同製品は、夜間・トンネル問わず、道路上で視認性に優れている点、接触時でも、ウレタンエラストマー素材が衝撃を吸収する点、設置・交換が効率よく行える点が特長。
シリーズ製品のそれぞれの特徴を挙げると、「ガードコーンライト」は、台座とポール本体の取り外し、交換が容易な構造。「超高輝度仕様ガードコーン」は、プリズムタイプの反射シートを採用し、反射性能が大幅に向上。トンネル内や夜間走行での安全性を高めた。「2段式クリーンダスター」は、クリーンダスター(ブラシ)によって、本体・反射シートに付着した車両の排気ガスや埃を除去する、などとなっている。
ブース内では、商品実物の展示に加え、設置事例を示すパネル、衝撃耐久・屈曲耐久の実車衝撃テストの映像などを用いてわかりすく説明する予定。