日東化工の2014年3月期第2四半期決算(非連結)によると、売上高は、ゴムコンパウンド及び高機能樹脂コンパウンドにおいて自動車関連を中心に増収が見込まれることから、前回予想を10・4%上回る106億円に修正した。
収益面では、電気・ガスなどの用役費の高騰によるコスト増加が影響したことなどから、営業利益は前回予想を43・3%下回る8500万円に、経常利益は同じく46・2%下回る7000万円に、当期純利益は同じく52・4%下回る5000万円に修正している。
シート・マット製品のうちゴムシートについては、国内に自動車の生産が海外から少し戻ってきて、自動車用途のゴムシートが増えたため、国内の自動車分野が好調だったことや、参院選後に土木建築分野が伸張したこともあり、前年同期を上回る売上高となった。
一方、ゴムマットについては、粉末マットなどの減販により前年同期を下回った。この結果、シートマット全体としては、前年同期並みの売上高となっている。
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