墨東ゴム工業会(杉本浩志会長)は10月31 日~11 月5日の期間にわたり、東京都墨田区の東京スカイツリータウン・ソラマチ5Fの産業観光プラザすみだ まち処で「ゴム粘土で作ろう! 楽しい生活雑貨」のワークショップを開催した。
同ワークショップは昨年同工業会の設立50周年記念イベントで開催し、大変好評を得たもので、同工業会の会員企業と東京藝術大学美術学部デザイン科長濱研究室の協力のもと、シリコンゴムの粘土を使った子供から大人まで楽しめる体験型講座のワークショップ。
今回のテーマは「ゴム×廃材」で、企業で使用しなくなった金属とシリコンゴムを組み合わせて、日常雑貨を作るものになっている。
開催期間6日間で、約100名以上の子供たちがワークショップに参加し、東京藝術大学美術学部デザイン科の学生らの制作指導のもと、シリコンゴムの粘土と金属を使用しながら楽しくオリジナル生活雑貨を作っていった。
また会場内の「日本のゴム工業発祥地のすみだ」コーナーでは、同工業会の会員企業(ホッティーポリマー、右川ゴム製造所、モリテック、ナガセケンコー等)の製品を出品したり、ゴムの歴史をパネルでわかりやすく説明した。
展示会で協力していた右川ゴム製造所の右川信司氏は「この展示会を機に、多くのお客様に墨東ゴム工業会を墨田区外に広く知っていただき、子どもたちには、ワークショップを通じてゴムの特長等を少しでも理解していただきたい」と述べた。
2013年11月12日