米デュポン 中国のR&Dセンターを拡張

2013年11月09日

ゴムタイムス社

 米デュポンは10月28日、同社の中国のR&Dセンターを拡張することを発表した。
 この拡張により、1万7500㎡の敷地が追加され、太陽エネルギーによる新材料用途やバイオベースの新素材、自動車材料などを中心とし、新たに150人の研究者を迎え入れる。
 同センターは2005年のオープン以来、中国市場のニーズを満たすために革新的な製品を提供し、同社のグローバルな事業戦略において重要な役割を果たしている。米国外の主要な研究開発施設の1つとして、同センターは現在、地域の顧客、世界的な研究、アプリケーション開発、訓練、技術移転、デュポンの技術や製品販売のため、技術的な専門知識を提供している。同センターはまた、同社と中国の大手企業、アジアの大学や研究機関などのパートナー間の技術交流や共同研究を可能にしている。
 世界をリードする科学会社として、デュポンは2012年に研究開発に21億ドル以上を投資し、世界中に150の施設を保有している。デュポン中国R&Dセンターは、中国のハイテクベンチャー企業や研究機関に特化した工業地域である、上海の張江ハイテクパークに所在している。

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