椿本チエインは5日、2012年10月にメキシコに設立した「椿本オートモーティブメキシコ」の新工場竣工式を10月28日に開催したと発表した。
新工場は、自動車エンジン用タイミングチェーンドライブシステムの日本、米国、英国、タイ、中国、韓国に続く、世界7番目の生産拠点となる。
敷地面積は、3万4500㎡、建築面積は3500㎡。従業員数は2014年工場稼働時で約30名を予定している。
竣工式は、グアナファト州知事、シラオ市長、グアナファト州経済開発局関係者をはじめ、つばきグループ関係者など、総勢90名を迎えて行われた。州知事、市長は、設立が地元の雇用拡大や地域発展につながっていることへのお礼の言葉を述べた。
来春の量産開始を目指して順次生産設備を立ち上げると共に、将来的には南米市場向けの生産拠点、グローバル部品調達基地としての機能も視野に入れた活動に取り組んでいくとしている。
〈会社概要〉
▽名称=椿本オートモーティブメキシコ(英文名=Tsubakimoto Automotive Mexico S. A. de C. V.)
▽代表者=代表取締役社長 堀江博史
▽所在地=メキシコ合衆国グアナファト州シラオ市(サンタフェ工業団地内)
▽設立年月日=2012年10月22日
▽事業内容=自動車エンジン用タイミングチェーンドライブシステム他の製造・販売
▽資本金=120百万ペソ