アタカ大機の2014年3月期第2四半期連結決算は、売上高は131億1400万円で前年同期比0・1%減、営業損失は11億8600万円(前年同期は営業損失9億600万円)、経常損失11億3300万円(前年同期は経常損失9億7000万円)、四半期純損失9億7700万円(前年同期は四半期純損失9億5000万円)となった。
損益面においては、環境装置の利益率低下及び産業装置の売上高減少により減益となった。
セグメント別の概況は、環境装置は上下水事業が浄水場向けフィルタープレスの伸長によって増加したものの、廃棄物リサイクル施設の低調及び前年同期に好調であった包括運転管理業務の減少が影響し、売上高は110億4700万円で同13・0%増、営業損失は8億3400万円(前年同期は営業損失5億9000万円)となった。
産業装置では、売上高は電解装置の減少が影響し、20億1600万円で同30・7%減、営業損失は3億7300万円(前年同期は営業損失2億8800万円)となった。
その他では、前連結会計年度において、不動産賃貸を除く建設事業を譲渡したことにより、売上高は5000万円で同88・5%減、営業利益は2100万円(前年同期は営業損失2700万円)となった。
通期の連結業績予想は、最近の業績動向などを踏まえ、8月2日に発表した業績予想から修正を行っており、売上高は390億円で前期比4・9%増、営業利益は7億円で同13・7%減、経常利益は8億5000万円で同10・2%減、純利益は4億5000万円で同16・3%減を見込んでいる。
2013年11月07日