ブリヂストンの13年12月期第3四半期連結決算は、売上高が2兆6060億5600万円、前年同期比17・1%増、営業利益が3189億2800万円、同56・1%増、経常利益3101億6100万円、同57・6%増、当期純利益が2460億円、同43・4%増となった。
タイヤ部門の売上高は2兆2116億円(前年同期比19%増)となり、営業利益は2902億円(前年同期比56%増)となった。
また、多角化部門では、売上高は4055億円(前年同期比7%増)となり、営業利益は国内事業における利益増加の影響により286億円(前年同期比52%増)となった。
通期の連結業績予想は、売上高が3兆5900億円、前期比18・1%増、営業利益が4000億円、同39・9%増、経常利益が3810億円、同33・7%増、当期純利益が2460億円、同43・4%増を見込んでいる。
タイヤ部門では、グローバルにおいて魅力ある新商品の投入や、戦略商品として同社グループが位置付ける分野やスペック最適化などの基盤競争力の強化を進め、また、地域ごとの需要変動に迅速に対応した。
日本では、乗用車及び小型トラック用タイヤの販売本数は、市販用が前年同期を上回り堅調に推移したが、新車用が減少した影響により前年同期並みに推移。トラック・バス用タイヤの販売本数は、市販用が前年同期を上回り堅調に推移した。 米州では、北米タイヤ事業において、乗用車及び小型トラック用タイヤの販売本数は、前年同期を上回った。トラック・バス用タイヤの販売本数は、前年同期を上回り好調推移。欧州では、乗用車及び小型トラック用タイヤの販売本数は、前年同期を下回ったが、トラック・バス用タイヤの販売本数は、市販用が増加した影響により前年同期を上回り好調に推移した。 アジア・大洋州では、乗用車及び小型トラック用タイヤの販売本数は、前年同期を上回り順調に推移、トラック・バス用タイヤの販売本数は、前年同期を大幅に上回った。 中国では、乗用車及び小型トラック用タイヤの販売本数は、前年同期を大幅に上回り、トラック・バス用タイヤの販売本数は、前年同期を著しく上回った。
特殊タイヤについては、建設・鉱山車両用ラジアルタイヤの販売量は、前年同期を上回り堅調に推移。
2013年11月08日